ピックアップキャビティ内にセットしたヒバ丸棒のツラ出し研磨終了。
木工ボンドで接着したので暫く放置。
塗膜剥離後のキャビティ内に木工パテを薄付けして放置。
ギターの補修や接着に使う溶剤は、北米産の【タイトボンド】が最も適しているらしい
...と聞きかじったハナシ。
16ozで¥1,000以内だから気軽に買える価格ではあるけど、
日本製木工ボンドと比較すると1:10。
ビス穴埋めや小面積の接着、一般的な強度で満足できるなら
¥100のボンドで十分だと感じました。
高価なキルトメイプルをボディのトップ材に使用するなら
北米産の溶剤に拘りたくなるでしょうけどね。
しかも、水で薄めて使用できるらしいので溶剤の希釈割合によっては、
タイトボンドに軍配があがるかもです。
どちらにしても、保管中に腐らせたり、固まらせたら、もったいないですよね。
黒のハム用ピックガード装着で見えなくなる箇所にヒバ棒を加工してまで取り付けた理由は。
前の投稿でも書きましたが、
エスカッションを固定するネック側のビスがボディに届かず空回りするからです。
他にエスカッションとピックガードを細いボルト&ナットで固定して、
ビスのボディ貫通を無視する方法も考えたんですが、「手抜き工事」みたいで嫌になった。
理想のテレキャスが完成した時、嬉しいはずなのに、
手間を省いたその1箇所を悔やんでいる自分を想像してしまったもんだから、
思いつくだけの手間暇をかけてやりたくなったんです。
最初で最後のギターかも知れんやん!
ジャック部分のプレートを純正から
ELECTROSOCKET Jack Plateに換装すべく高級爪楊枝4本挿入!
アルミ削り出しかな?わからんっす。
旧ジャックプレートのビス穴をスムージング。
シッカリと固着したのを確認してから、CUT!
刺さると痛いし、ボディの取り回しに邪魔だからね。
ココの研磨は、他部位の40番研磨と同時進行でペーパーを節約。
爪楊枝、有能過ぎです。
それはさておき、フロントキャビティ内に接着したヒバ棒の切削作業に移行したいと思います。
バーストバッカーを出来るだけ綺麗に格納したいな。
ざっくりと大胆に不要部分を切削しました。
ココからは40番で研磨する予定ですが。
気分転換に純正ブリッジプレートの件でも。
私のテレキャスターはボディに弦通しの穴が無いタイプです。
純正のブリッジプレートに弦通しの穴が6コあるんですね。
ボディの裏から弦を通さない、その様な仕様を世間一般には、
「トップローディング」と呼ばれてるらしいです。
同じスクワイヤーのテレキャスでボディに弦通しの穴があいているギターがあるので、
コストを抑えた廉価版が「トップローディング」だと思ってました。
ってか、ググって「トップローディング」なる言葉を覚えた次第です。
フェンダーのテレキャスにもコレと同じ2つのタイプが存在する様です。
ジャパンモデルやメキシコ、USモデルにも。
年代によっては、ボディに弦通しの穴が存在するにも関わらず
「トップローディング」が装着されてるギターもあるんだって。
「知恵袋」には知恵が詰りまくりやな、勉強になるわ。
私のテレキャス【モディファイ妄想】は、昨年の秋頃から膨らみ始めたのですが、
当時は「見栄えは求めるが、低コストで」そんな感じでした。
知らないことを1つ、また1つと知識を得る度に感性も変化。
あの頃は、ジェフ・ベック様の【TeleGib】みたいにプレートを
グラインダーでブッた切れば安上がり!とか。
切断面が徐々に錆てきたら嫌やな、とか。
切断して見栄えを保つ為に「リクローム」するか!採算度外視で、とか。
いや、採算度外視はないわ、やっぱり。
赤い輪ゴムでマーキングしてる辺りが切断予定箇所。
だった訳です。
現在、純正の「トップローディング」ブリッジプレートは保管庫へ。
近々、テイルピース&サドルブリッジ入手の話でも。
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